茨城県神栖市/N様/自然素材をふんだんに使用した家和モダン・ナチュラル・スタイルの家
外壁はジョリパット。一部にレッドシダーの羽目板を使用して、デザイン性を高めています。ジョリパットは、塗り壁の仕上材の名称です。ヨーロッパ発の住宅建材で30年以上の歴史があり、内装にも使えることから、さまざまな建築物で使用されています。
Customer Profile
- 完成日
- 2018年8月
- 場所
- 茨城県神栖市/N様
- 構造
- 木造軸組工法
- 敷地面積
- 241.53㎡(約73坪)
- 延床面積
- 109.33㎡(33坪)
- 家族構成
- 夫婦/子供2人
- UA値
- C値
- 設計
- 和田 大輔
- インテリア
コーディネーター - 大須賀 純子
アクリル塗料と砂をミックスした材料で粘性があるので、職人さんがコテを使って模様をアレンジした仕上げもできますし、100色程度のカラーバリエーションもあります。
伝統的な日本家屋のスタンダードだった〈縁側〉の要素を取り入れたウッドデッキも魅力的です。日本ならではのカラフルな季節ごとに、お住まいになるご家族の皆さんがさまざまな過ごし方ができると思います。
床材には、国産赤松の上小節材を使用。壁材は漆喰塗りです。〈上小節〉は、直径約10mm以下の節が1m間隔にひとつ点在しているイメージの材質です。節が少ないほど材質の良い一等材ということになりますが、その強度にはほとんど差がないため、選択にあたっては好みの面が大きいです。そのあたり、ご興味のあるお客様には、樹種ごとの木材の特長や材質面について、丁寧にご説明させていただきます。
リビングは、畳リビング。在来工法ならではの梁組を利用してのハンモックがいいですね! お施主さまのお子さまが楽しそうに利用していらっしゃいました。畳リビングに合わせたTVボードは、オリジナルの造作品。天板には、杉の無垢1枚板を使用しています。いい香りがします。赤松の化粧階段を上がるとロフトスペース。そこそこ風量のあるシンプルなシーリングファンをつけて、室内の空気循環をつくっています。屋根の上に設置した太陽光発電も含めて、環境負荷の低いエコ住宅になっています。