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2020.07.16#家づくりコラム
Fデザイン!:空間をむすぶインテリア
こんにちは! マイスター品質の《藤代工務店》広報チームです!
上下のフロアーをむすぶ階段。一昔前なら、そのほとんどは、単なる動線としての位置づけだったのかもしれません。しかし、住空間に対する人々の考えが変わり、建築技術が進化し、インテリア・デザインが洗練されて、今では上下を移動するツールを超えて、リビング空間を彩るインテリアとしての役割を与えられることも多くなってきました。
造形としてのおもしろさは、側面に固定された踏み板だけのストリップ階段や、吹き抜けが強調されるような螺旋階段、鉄骨などの素材を使って質感に特長をもたせたものなど、本当にさまざまの事例があります。手すりのデザインやその有無だけでも、その印象は大きく変わります。
階段が住空間でその存在感を発揮してきた理由の一つには、スキップフロアの普及も関係していると思います。それまでの一階、二階という概念にとらわれず、部屋や空間をより自由に設計した住まいが増えてきた結果、その新しくゾーニングされた場所への動線に、新しいデザインの階段が採用されるようになりました。
基本的に水平と垂直で構成される住宅の中に、斜めのラインを引いて新しい空間とむすんでいく、その階段のデザインよって、住まいの印象は想像以上に大きく変わることになります。注文建築だからこそ、階段にもこだわって、自分らしさを追求していきたいですね。
藤代工務店では、住まう人のこだわりに、可能な限りお応えする住宅設計を目指しています。