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2020.01.21#家づくりコラム
日本の気候・風土の中から誕生した木造建築
こんにちは! マイスター品質の《藤代工務店》広報チームです!
世界各国には、さまざまな家があります。住宅には快適さが求められるため、気候・風土によって、デザインや建築材料が変わってくるんですね。
高温多湿の日本で、障子や襖などの建具が普及したのは、通気性を確保してカビや結露を防ぐためでした。土間や土壁、畳などの自然素材も湿度調整のために適していました。日本の伝統家屋の意匠は、日本の気候の中から自然と生まれてきたものでした。
そして日本の住宅のスタンダードといえば、木造建築。身近にある木材は、自然の温かみややさしい感触を持ち、日本人の感性に馴染みやすいものです。加工された後も呼吸を続けるため吸湿効果を持ち、コンクリートの数倍の断熱性があります。耐久性も強度も充分なのは、京都にある古刹を見ればあきらかですね。
世界最古の木造建造物群といわれる法隆寺の西院伽藍(さいいんがらん)は、創建607年と伝えられているので、おおよそ1400年前に加工された檜が今もまだ現役ということになります。
現代ではコストや環境面の制約から、無垢材の使用にこだわることは難しいですが、年月とともに風合いが変化し、味わい深くなる無垢材はやはり魅力的です。
藤代工務店では、美しく良質の無垢材使用にこだわった《郷の家》もラインナップしています。天然素材を活かしたお住いに魅力を感じる方は、ぜひお問い合わせください!