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2022.10.06#家づくりコラム

現代日本の住宅政策

こんにちは! マイスター品質の《藤代工務店》広報チームです!

日本の住宅の歴史は、縄文時代の竪穴式住宅に始まったとされています。青森県の三内丸山遺跡や佐賀県の吉野ケ里遺跡などでは、竪穴式住居跡が発掘されており、復元された古代の住宅が見学できます。

その基本構造は、現代の小屋組みと同様です。地面を直径数メートルから十数メートルの円形や四角に堀く固めて、そこに柱を建て、梁や垂木を用いて骨組みを作り、屋根がかけられていました。LDKは土を固めただけの土間仕様です。

弥生時代に入り農耕が発達すると、穀物を保管するための高床式の倉庫が建てられるようになります。湿気の多い土間は、農作物の保管に適していないからです。その後、高床式の倉庫は、快適な最先端住宅へと発展していきましたが、そこに住むことができたのは権力者だけでした。

平安時代から戦国時代となり、政治の中心が武士に移ると権力を持った武士が日本独自の住宅様式を開発します。寝殿造です。寝殿造は書院造へと発展しましたが、一般庶民や農民は、そのほとんどが土間リビングに暮らしていたと考えられ、そのような住まいは江戸時代まで残っていたようです。

太古の昔から住宅建築は、気象条件や社会・文化によって影響を受けてきました。現代日本の住宅政策の基本は『住生活基本法』をベースに、『住生活基本計画』によって、そのガイドラインが示されています。

その住宅政策のうち、現在最も重視されているのは『住宅ストック』というポイントです。これは、脱炭素社会に向けて、(1)長持ちして(2)二酸化炭素排出量の少ない住宅を普及させる、ということ。

そのために新築住宅を建築する際の指定要件が追加されたり、フラット35などの住宅ローンについても、省エネ適合が融資条件に設定されるようです。

現代の日本では、政府が庶民に対して、高性能な長期優良住宅に住むことを義務付けようとしているようです。

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