Blogブログ
2020.08.11#家づくりコラム
《ニッチ》でお住まいをセンスよく!
こんにちは! マイスター品質の《藤代工務店》広報チームです!
《ニッチ(Niche)》とは、生物や経済の分野でも使われる単語で、一般的には『すきま』というニュアンスで知られています。よく『ニッチな市場』などと言いますね。
建築分野では、壁をえぐって作ったくぼみ部分のことを指します。彫刻や花瓶などのインテリアを飾るための、壁龕(へきがん)という言い方もします。
玄関や廊下や居室の中にも、工夫次第でさまざまな場所に作れますし、大きさも本格的な収納スペースとして活用するタイプから、ほんのワンポイント、好みの小物を飾るために設えるケースまでさまざまなバリエーションがあります。
最初から目的を持って、「ここにニッチの収納をつくろう」というオーダーよりは、建築仕様がまとまっていく過程の中で、「それならこの場所にニッチの飾り棚を作ったらおしゃれかな」というように、遊び心を持って取り入れたい空間だと思います。
藤代工務店のモデルハウスでは、寝室に向かう短い廊下に《ニッチ》を設えました。アロマを楽しめるポプリとリネンを使ったアンティー小物、天使をモチーフにした小さなプランターを飾っています。
機能性を重視した住空間の中にも、ちょっとした《ニッチ》を設えれば、住まう人のセンスで、お客さまに向けたおしゃれな演出も可能です。何より、好きなモノに囲まれた住まいは、毎日の暮らしを少しだけ楽しい気分にしてくれるので、オススメです。