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2020.03.19#家づくりコラム
建材コラム:豊富なテクスチャー! 〈タイル〉を使ってグレードアップ!
こんにちは! マイスター品質の《藤代工務店》広報チームです!
今回は、建材としての〈タイル〉についてご紹介します。タイルというと、多くの皆さんは、キッチンや浴室などの水回りに使われているイメージですよね。でも、現在のタイルは、いろいろと進化しています。
タイルの語源は、ラテン語の『TEGULA』で、陶製の屋根板・モノを覆うという意味があります。現存する世界最古のタイルは、紀元前2700年にエジプトのジェゼル王が建てたピラミッドの通路に貼られているものなんだとか。日本には6世紀頃、仏教伝来とともに、寺院建築の装飾用に使われだしました。ずいぶんと歴史がありますね。
そんなタイルですが、現在ではその材質は、陶磁器、コンクリート、プラスチックなどさまざまあります。日本の経済成長期には、主に機能面、コスト面を追求した、単純化されたシンプルなものが水回りに多く使用されていましたが、最近では施主さんの好みを反映できるよう、装飾性の高いタイルの流通量が増えてきました。
藤代工務店でも、洗面所やキッチン、リビングなどにおしゃれなアンティークタイルを施工するケースが多くなっています。
リビングの内装材としても、アンティーク調のレンガタイルや割肌の石材タイルで部分的にアクセントをつけると、室内の雰囲気がグレードアップした印象になります。珪藻土などを使用して、湿度調整機能を高めたタイルも人気です。床材としても素焼き風タイルは、掃除もしやすいですね。
タイルは、防水性・防汚性・防火性にも優れているので、今後は外装材としても人気が出てくるかもしれません。皆さんも身の回りのタイルに、少し注目してみてはいかがでしょうか?